人道支援の質と説明責任に関する必須基準(CHS)
人道支援の質と説明責任に関する必須基準(CHS)
CHSは、人びとの生命、尊厳、安全を尊重した支援に関する普遍的な考え方と実現すべき状態を示す「スフィア基準」を踏まえ、個々の支援活動において被災者中心の支援を実現するために不可欠な工程と支援者・組織の責任をまとめた9つのコミットメント(約束事)です。
日本語/英語 (クリックすると別ページで開きます)
年表
2014年 | HAP International、People in Aid、Sphere Project(いずれも当時)を中心とした人道支援関係機関・者による12ヶ月に及ぶ協議を経て初版公開。 |
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2015年 | CHS Alliance設立。同団体とSphere Association、Groupe URDによる共同管理体制開始。 |
2016年7月 | 日本語訳公開。 |
2018年11月 | 「スフィアハンドブック2018」(Sphere Association発行)において、同ハンドブックのコア基準に代わり採用され、スフィアハンドブックの一部となる。 |
2024年3月 | 第2版公開。 |
2024年8月 | 日本語訳公開。 |
認証制度
「人道支援の必須基準」は、個々の支援組織がその経営、方針、支援の現場にて9つの基準を実現しているか否かを3つの方法(ベンチマーキング(現状分析)、第三者検証(含む改善状況)、認証)で確認し、日々の改善に役立てることができる基準です。
認証サービスは、監査方法に精通した専門機関であるHumanitarian Quality Assurance Initiative (HQAI、本部:ジュネーブ)が有料で提供しています。