2022年夏からスフィアハンドブックの一部である「人道支援の必須基準(CHS)」の改訂作業が始まりました。
是非、この機会に日本でCHSを活用されている皆様のご意見をお寄せください。
<アンケート概要>
1) 件名:CHS改訂にかかるアンケート ( ユーザー(支援従事者・組織)向け)
2) 想定回答者*:オンライン版スフィアハンドブック研修を受講いただいた皆様、CHSを日頃から使っている支援関係者の皆様、JQAN関係者
*個人の見解で回答をお願いします。組織単位での取りまとめは不要です。
3) 設問:20問(必須7問、任意13問)
アンケート入力フォームは、こちら
4) 所要時間目安:20分
5) 回答〆切:2022年10月14日
<CHS改訂>
CHSは公開から8年目を迎える中、「影響を受けた地域社会や人びと」を中心に据えた支援のために一層活用されることを期待し、CHS管理3団体による意見聞き取り(コンサルテーション)や事例分析が世界各地で行われています。
A 裨益者(支援を受けている方々)からの視点で漏れている点はないか?
狙い:9コミットメントに対する支援を受ける側の意見の収集。
B ユーザー(支援従事者・組織)が「影響を受けた地域社会や人びと」を中心に据えた支援を行う際に遵守する内容として漏れている点や追加の説明が必要な点はないか?
狙い:支援従事者による使用状況の把握、ユーザーの意見の収集
C 活動環境、方向性との合致は問題ないか?
狙い:SDGsや気候変動、変わりゆく紛争の形態、デジタル化などを踏まえ活動領域や重視すべき事項の整理
CHS改訂の詳細は専用サイト(英語):こちら
<参考:日本での人道支援の必須基準(CHS)の普及活動>
JQANでは2015年のネットワーク発足以来、トレーナーや関係者の皆様とともに「影響を受けた地域社会や人びと」を中心に据えた支援の実践をめざす基準である「人道支援の必須基準(CHS)」(2014年12月公開)の普及に取り組んできました。
JQANでは2015年のネットワーク発足以来、トレーナーや関係者の皆様とともに「影響を受けた地域社会や人びと」を中心に据えた支援の実践をめざす基準である「人道支援の必須基準(CHS)」(2014年12月公開)の普及に取り組んできました。
2018年刊行の「スフィアハンドブック」の一部となって以降は、研修プログラムの中でも重点を置いてきました。
またジャパン・プラットフォームによる2016年熊本地震の終了時プロジェクトの一環で、CHSに基づく支援のヒント集「被災者支援のヒント集 国際基準と熊本地震被災者支援から学ぶ」が2022年6月に刊行される際には企画から協力をしています。