今般の世界的な新型コロナウィルスの流行にあたり、スフィア基準を管理しているSphere Association（本部：スイス、ジュネーブ）では、スフィアハンドブックが本事態に対応される方々にどのように活用いただけるかについて同ホームページにて提案を行いました。今回の事態がスフィア基準で目指している一人一人の尊厳を尊重し、その権利を保護したうえで、総合的な対応策がとられるべき人道的危機であるとの考えに立った取組みです。
https://spherestandards.org/coronavirus/
同提案を「こころのかまえ研究会」（Q&Aトレーナーである原田奈穂子さん、千島佳也子さん、香田将英さんが主催）にて日本語に翻訳され、スフィアのホームページ上でもリンク設定がされました。英語以外の翻訳は現時点では日本語とインドネシア語のみとなり、スフィアハンドブックが世界中で共有されていることを示すことができました。
http://kokoronokamae.umin.jp/archives/coronavirus-spherestandards/
「こころのかまえ研究会」によるタイムリーな翻訳に御礼申し上げると共に、JQANのホームページをご覧いただいた皆様およびスフィアハンドブックに関心を持ってくださっている皆様が、本内容を今回の事態における支援者としての取組み、または個々人の日々の暮らしの中での予防対応に役立てていただければ幸いです。
なお「こころのかまえ研究会」へのお問い合わせは同サイトのフォームから直接していただきますようお願いします。
JQAN幹事会一同