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台湾でのスフィア普及に協力しました

JQANは台湾のスフィアフォーカルポイントであるTaiwan AID*主催のスフィア研修(開催日程:2026年6月25日~27日、開催地:台北市内)に協力しました。講師はJQAN事務局を務めるトレーナー松尾沢子と台湾のトレーナー陳偉軍さん、邸以媜さんの3名が務め、Taiwan AID事務局とともに3か月かけて準備をしました。

当日は台湾の国際協力NGO、行政、国内NPOや企業関係者31名が参加しました。繁体字版スフィアハンドブック第4版(2018年発行)を用いつつ、同時通訳を交えて英語と台湾語で進行し、スフィア基準の理念や人道原則、スフィアハンドブックの内容について、講義とグループワークを通じて学びました。

研修風景:世界各地のスフィア研修で使用されているスライドやワーク方法をアレンジしながら進行

日本で行うスフィア研修でも取り入れている架空の避難所を想定したグループワークでは、台湾での災害支援の経験を踏まえた活発な議論が交わされました。参加者が日頃感じている支援のあり方に関する疑問や悩みに対し、その向き合い方のヒントをスフィア基準やスフィアハンドブックに見出されていたようでした。また、立場の異なる支援者間での経験共有の機会ともなり、それぞれの役割・業務においての具体的な協力を話し合う姿も見られました。

支援現場を想定しながら「質の高い支援」の実現を考えるグループワーク&活気あふれるアクションプラン相談会

今回の研修協力は長年のTaiwan AIDとJQANの事務局を務める国際協力NGOセンター(JANIC)との、同じネットワークNGOとしての交流がきっかけで生まれたものです。共通の関心テーマとして国際社会の潮流を踏まえた災害対応力の強化に向けた経験共有の一環として実現しました。

台湾の国内外での人道支援活動の充実に向け、日本や他のアジア太平洋地域の経験・事例に学びたいとの要望を受け、JQANが有するスフィアフォーカルポイントとしてのネットワークや普及経験から得たノウハウを元に今後も両者の交流と協力を継続していく予定です。

3日間のワークショップお疲れ様でした! ©︎Taiwan AID
3日間献身的に通訳してくれた程敏淑さん(報告者松尾左隣)とRebecca理事長(同右隣)率いる少数精鋭の事務局メンバー©︎Taiwan AID

*Taiwan AID:台湾のNGOで形成されるネットワークNGO。JQANの事務局を務めるJANICと同じネットワークNGOとして長く交流あり。災害支援・人道支援は台湾のNGOにとっても主要な活動であり、今回の企画は2023年の先方訪日調査以降、情報交換を続けてきた経緯から実現。