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2018年 年の瀬のご挨拶

日頃より当ネットワークへのご賛同とご支援を賜り、誠にありがとうございます。

2018年も駆け抜けるように過ぎ、早くも年の瀬となりました。振り返ると、ロヒンギャ難民や世界各地での自然災害の多発を受け、改めて緊急支援から復興・開発援助の現場での支援への関心が高まりました。

同時に日本国内でも自然災害が多発し、いかなる環境下でも人権を守る人道・緊急支援の質とアカウンタビリティに関する国際基準への注目度が高まり、メディアで話題となった年でした。

 JQANでは、日本国内での「被災者を中心に据えた、質(Quality)と説明責任(Accountability)に基づく人道・開発支援」普及拠点として、多くの組織や個人の方からご協力を頂き活動を進めることができました。

2019年もJQANは被災者中心の支援の実現をめざし、一人でも多くの方に「人権を守る国際基準が大切にしたいこと」を伝える活動を進めてまいります。皆様のご賛同とご支援が前へ進むパワーの源です。

2019年もどうぞよろしくお願い致します。

2018年の主な活動

<研修/イベント>
(主催)
5月、7月 Q&A基礎研修 
7月 Q&A中級研修
8月 Q&A トレーナー対象 リフレッシャ―研修/JQAN総会
8月-11月 日本国内防災/減災活動支援者対象Q&A研修モジュール開発ワークショップ

(運営協力)
8月 徳島県スフィア・プロジェクト研修(阿南市)
9月 徳島県スフィア・プロジェクト研修(美馬市)
11月 徳島県スフィア・プロジェクト研修(徳島市)
*2019年1月に第4回研修を徳島市内で行います。

(Q&Aトレーナー派遣と養成)
-外部団体/組織からの依頼によるQ&Aトレーナー派遣(6件)
-Q&Aトレーナーによる自主的なQ&A研修開催/取り組み(4か所/全国)

4月 人道支援の必須基準(CHS)関連
・Core Humanitarian Standards(CHS) Training of Trainers in Copenhagen

12月 スフィア・プロジェクト2018関連
・Refresher Training of Trainers in Bangkok
-Enhancing Collective Quality and Accountability to Affected Populations-
・Training of Complaint Reflection Mechanism in Bangkok  
・Sphere Handbook Launch event

<国際基準冊子関連>
8月 スフィア・ハンドブック2018日本語版翻訳監修着手

<日本国内外における提言・啓発活動・メディア対応>
関連記事寄稿/協力、インタビュー対応、メディア企画制作協力、HQAI等の国際基準関連会議参加

<JQANの活動をご支援いただいた団体/組織>
・特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム
・一般社団法人 International Medical Corps Japan
・徳島県
・東北大学

<国際基準冊子申込者数・提供数(のべ)>2018年1月~11月末時点
・380(名・団体) ・2,300(冊)
社会福祉法人武蔵野会 希望の里様、ベーテルフォト印刷株式会社様から配布協力を頂きました。

<JQAN会員>
団体:20(前年比+1) 
個人:47(前年比+36)2018年11月末時点

支援の質とアカウンタビリティ向上ネットワーク(JQAN) 幹事会/事務局