2025年3月28日にミャンマーの中部で発生したマグニチュード7.7の大規模地震により、大きな被害が出たサガインやマンダレイなど、特にアクセスが制限される地域では、未だ厳しい状況が続いています。
現場では、人道支援の質と説明責任に関する必須基準(CHS)やスフィア基準などを含む「支援の質とアカウンタビリティ」の実践に課題が見られ、現地の支援計画に組み込まれていないこと、また同地震に関する現地の報告書等では、透明性、包摂性の観点で、組織やフィールドレベルにおけるギャップが見られることも指摘されています。
本勉強会は、今般のミャンマー地震に対応する日本のNGOで働く職員の方や、広く支援に関わる連携団体の方々などを対象に、スフィアに関する基本的なエッセンスを現地での取り組み共有をもとに学びます。
ぜひミャンマー地震に関わっている方々、また今後の復旧・復興に関わることを検討されている方もご参加ください。
☆JQAN勉強会:研修とは別に、支援の質やアカウンタビリティの向上に向け、スフィアと実際の支援活動やトピックを関連付けて考える場として不定期開催。出入り自由ですので気軽に参加ください。
【開催日】 2025年7月10日(木)12時30分~14時
【開催方法】 オンライン(Zoomミーティング)
【プログラム】
司会:JQAN 松尾沢子
- セッション①「スフィアとは?基礎編」
(発表:JQAN柴田裕子)
スフィアの理念、人道原則
スフィアはなぜ必要なのか
「CHS(人道支援の必須基準)について」
ミャンマー地震の現場で必要な要素とは
- セッション②ミャンマー地震における活動事例から
(発表:ピースウィンズ・ジャパン海外事業部 佐久間隆)
【参加申込み】
ご参加を希望される方は、以下フォームよりお申込みください。
申込みフォーム: https://forms.gle/S7C8qe4CSA1k3D8a8
【お問い合わせ】
国際協力NGOセンター(JANIC)内 JQAN事務局 担当:柴田 qa@janic.org