今般、JQAN幹事会に対し、事務局を担当する特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)より、2021年9月22日付で同法人の元職員による横領と帳簿類の改ざん問題の概要および再発防止策について報告がありました。
https://www.janic.org/blog/2021/09/22/accounting_problem/
同報告によると、横領はJANIC内のJQANに関する予算を含む本体会計以外の預り金会計で発生しており、JQANの活動資金への直接の被害はありませんでした。
他方、今回の事態は事務局担当法人の会計管理体制の不備・不足に起因することであり、JQANが普及を進める「人道支援の中核基準(CHS)」中のコミットメント9「リソースの効果的・効率的、倫理的管理」の観点から、JQANとしてもJANICと共に現状を見直し、改善を図ることが必要と考えます。
具体的にはJANIC会計処理における改善策・予防策に加え、外部調査委員会の報告を受けて整備される追加の方針、諸ルールに沿った対応をJQAN活動資金の管理・執行においても適用し、適正な状態の確保に務めます。
JQAN幹事会一同