世界中に猛威をふるうパンデミック状態となった新型コロナウィルス感染症への対応について、世界各地で一人ひとりの尊厳や権利を保障したうえでの取り組みがされています。
この度、スフィア基準の管理組織であるSphere Associationの新型コロナウィルス感染症特設ページに、スフィア基準やパートナー基準類の支援活動への活用についてまとめられたガイダンスの日本語訳が掲載されましたのでご案内します。同訳は、こころのかまえ研究会メンバーが作成されました。
同ガイダンスは日本語を含め12言語で提供されています。長期化する日本での対応策とともに、今後流行が深刻化することが危惧される途上国・地域で支援を行う際に参考にしていただければ幸いです。
■ Sphere Association
スフィア基準で目指している一人一人の尊厳を尊重し、その権利を保護したうえで、総合的な対応策がとられるべき人道的危機である新型コロナウィルス感染症と基準の関係性を説明。
https://spherestandards.org/coronavirus/
ガイダンス提供言語:英語、アラビア語、インドネシア語、中国語、ペルシア[ファルシ]語、フランス語、イタリア語、日本語、ネパール語、ポルトガル語、スペイン語、ウルドゥー語
■ こころのかまえ研究会
スフィア基準など、災害が起きたとき、各人ができる “我慢をさせない支援” について情報を提供。
スフィア基準と新型コロナウィルス感染症の関係性説明文書の日本語訳を作成。
http://kokoronokamae.umin.jp/